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日々の生活で触れる「デザイン」についてレポート。
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今回は埼玉県立近代美術館でおこなわれていた
都市を創る建築への挑戦」展に行ってきましたので、
展示について書かせてもらいます。



その前に埼玉県立近代美術館の建築についても触れなければ
なりませんかね。
そうです。今は亡き黒川紀章氏の1982年の設計なんですね。
88年設計の名古屋市美術館と建築ボキャブラリーは似ています。
あのフレームのボキャブラリーは何を意図しているのでしょうか。
スケール感が微妙な気がしてなりません。



話は戻りまして展覧会についてですが、
率直な感想としましては、ゼネコンの就職説明会です。

15社の建築系大手のゼネコン、ディベロッパーの活動報告の
ような展示内容で、私たちはこんなにも真剣に都市づくりを
考えていますよという宣伝のような展示内容になっており、
非常にお行儀のよい、各社の社会貢献度の高さを競ったプレゼンが
多かった気がします。
美術館で開催するよりもビッグサイトなどの就職フォーラム等
での展示が適しているのではないかと感じました。

というのも、わたくしなりに理由を考えてみたのですが、
やはり建築というのは完成してしまえば都市の中で人々の
活動の場と化すのは当然なのですが、そのプロセスが、完成するまでの、
完成させるための過程に面白さがあるのではないかということを
改めて感じました。

Cassina ixc. Design store(株式会社カッシーナ・イクスシー)
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展示内容は、各社ともこんな建物を作りましたよ、こんな街づくりを
実現していますよ、というものなのですが、ゼネコン、ディベロッパーは
その小都市、建築の完成経緯を担っているわけですから、展示内容と
してはそのプロセスに重点を置くべきではないかと疑問が湧いてきました。

もっともっと魅力的な、刺激的な展覧会になったのではないかと、
非常に残念に感じております。

ちなみに平日の夕方に伺ったのですが、ものすごい関係者らしき人で
賑わっていました。直帰組のスーツマンの方々です。
この光景も美術館としては珍しかったです。ブログランキング・にほんブログ村へ





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