忍者ブログ
日々の生活で触れる「デザイン」についてレポート。
* admin *
[3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

MoMAstore
MoMAstore
MoMAstore



今日はマックスビルのウルムホッカーについてです。

ウルムホッカーについての簡単な紹介ですが、
ウルムホッカーのデザイナーはスイス人のマックス・ビル氏。
マックス・ビル氏は、ドイツのバウハウスで学び、
後にバウハウスの精神を受け継いだウルム造形大学の
初代学長を務めた際、戦後で資材が豊富に得られない情勢の中で、
学生の為にデザインをしたスツール兼カバン兼ストックスペース兼
テーブル兼ブックシェルフと、あらゆる人間の行動に
適応できるように考案された、建前上はスツールです。



我が家でも時には椅子となり、時には鞄置きとなり、
時には踏み台となり、今現在はプリンター置場となっています。

本当に多用途に使える上に、この不必要なものを排除した
デザイン。もちろん時代背景を考えると怪我の功名とでも
言いましょうか、必然性に富んだデザインです。
本当にウルム造形大学の昔の写真資料をみると、学生が
一人一人もっているんですね。
鞄のように逆さにして持つ学生、、ウルムホッカーを横にして、
椅子のように使い、友達のウルムホッカーで物書きをしている
学生、非常に実用的であったことは間違いありません。
構造的にも実用と意匠がうまくかみ合っています。



しかし、個人的意見としては、もうひとまわり小さいほうが、
日本ではいいのかなと。
西欧人とアジア人の平均的な体格差、住宅の持つ床面積
の狭さを考慮した上での意見です。

スイス、ヴィトラ社の復刻盤ですかね。
ウルムホッカーの細部をみてしまうと、天童木工さんに作ってもらえ
たらなと、惜しい気がしてなりません。



日本でひとまわり小さいウルムホッカーミニを天童木工さんで
どうでしょうか。ヴィトラさん、美術館を日本に誘致しますので、
是非パテントを。
私たちはウルムホッカーミニとヴィトラミュージアムで二度
おいしいですね。

それにしても、マックス・ビル氏はユンハンスの時計では、
たくさんヒットするのですが、ウルムホッカーでは少ないですね。
たったの7件です。
ちなみに私はグーグル派です。
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
     ヤマギワ オンラインストア
PR
BACK NEXT
DESIGN-LINK 検索
DESIGN-LINK カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
BOSE PROMOTION
ウェーブミュージックシステム
プロフィール
HN:
カトウ ヨシアキ
性別:
男性
自己紹介:
日々体験する事柄を「自分の記録」として掲載します。アンテナの周波数がシンクロした方は、掲載情報を活用ください。
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ // [PR]

template ゆきぱんだ  //  Copyright: DESIGN-LINK All Rights Reserved